店舗やオフィスのクリーニングを依頼しているオーナー様へ
ビル・店舗オーナー様必見!クリーニング業者選びの落とし穴
ビルや店舗の清掃を業者に依頼する場合、見積もり内容や仕上りに疑問を感じたことはありませんか?「こんな簡単な作業にこの値段?」や「この金額を支払ってるのにこの仕上り?」と 違和感を覚える方も多いのではないでしょうか。
実は、清掃業界には「中抜き」と呼ばれる悪しき慣習が存在します。これは、オーナーが支払った料金の一部が、中間業者を経由する過程で不当に差し引かれてしまう問題です。
よくある大手清掃サイトのほとんどが自社で清掃をせず、下請け業者に安く仕事を請け負わせ「中抜き」だけして稼いでいるブローカー業者です。
1. 中抜きとはどういう仕組み?
中抜きとは、複数の業者が介在する清掃依頼において、依頼主が支払った料金の一部が、各業者が取るマージンとして差し引かれてしまう仕組みです。
例えば、依頼主が10万円を支払った場合、実際の清掃業者には7万円しか支払われず、残りの3万円は中間業者に利益として入るという構図です。
あくまで私見ですが、多くの場合オーナーから施工業者まで2社くらい「中抜き」してます。
2. 中抜きの悪影響とは?
中抜きの存在は、オーナーにとって以下の悪影響をもたらします。
- 料金が高くなる:オーナーは本来必要な料金よりも高額な料金を支払うことになります。
- 清掃品質が低下する:中間業者が取るマージンが大きくなるため、実際の清掃業者に支払われる金額が減少し、請負った金額分でしか作業しないので清掃品質が低下する可能性があります。結果、雑な施工しか行わなくなります。
- トラブルが発生しやすい:複数の業者が介在することで、責任の所在が曖昧になり、トラブルが発生しやすくなります。
今回のまとめ
今回は当清掃業界の「あるある話」を記載してみました。どの業界にもある事例だと思いますが、当清掃業界の人たちは営業が苦手な方が多いみたいで、オフィス・店舗のようなビルクリーニング、空室ハウスクリーニングなど中間業者の依頼の仕事を安い金額で請け負う傾向があるみたいです。
では「中抜きを防ぐにはどうすれば良いか?」「直接契約のメリット」を次回に記載してみようと思います。