オフィスで毎日使用しているイスは、購入したときはきれいでも、長く使っているうちに座面や背もたれが少しずつ黒ずんでくることがあります。
「座面の黒ずみが目立ってきた」
「背もたれに手垢のような汚れが付いている」
「拭いても、なかなかきれいにならない」
このようなお悩みをお持ちのオフィスや店舗、クリニックの担当者様も多いのではないでしょうか。
イスの黒ずみは、単にホコリが付いているだけではありません。毎日の使用によって、汗や皮脂、衣類から出る細かな繊維、ホコリなどが少しずつ繊維の中に入り込み、汚れとして蓄積していきます。
今回は、イス・ソファクリーニングを行っている業者の視点から、オフィスのイスが黒ずむ原因や、座面・背もたれに付着する汚れについて、店長の見解も交えながら詳しく解説します。
オフィスのイスが
黒ずむ主な原因
オフィスのイスは、毎日多くの人が使用するため、目立たない汚れが少しずつ蓄積していきます。
特に布張りのイスは、表面だけを見ても汚れの原因が分かりにくく、長期間使用していると全体的にくすんだように見えることがあります。
汗や皮脂による汚れ
座面や背もたれには、使用する人の汗や皮脂が付着します。
特に長時間座るオフィスチェアでは、座面に体重がかかることで、汗や皮脂などの汚れが繊維の中へ入り込みやすくなります。
これらの汚れが時間とともに蓄積すると、座面が黒ずんだり、全体的にくすんで見える原因になります。
衣類から出る細かな汚れ
イスには、衣類との摩擦によって出る細かな繊維やホコリなども付着します。
一つひとつは目立たない汚れでも、毎日使用することで少しずつ蓄積し、皮脂などの汚れと混ざることで落としにくい黒ずみになっていくことがあります。
ホコリや細かなゴミ
オフィス内には、衣類や紙類などから発生する細かなホコリがあります。
こうしたホコリがイスの表面に付着し、使用中の摩擦などによって繊維の中へ入り込むことで、徐々に汚れが目立つようになります。
飲み物などによる汚れ
オフィスでは、コーヒーやお茶、水などをイスの近くで飲むこともあります。
飲み物をこぼした場合はもちろん、気づかない程度の飛び散りや手についた飲み物がイスに付着することもあります。
そのまま時間が経つと、シミや変色の原因になることがあります。
長期間クリーニングしていない
日常的に掃除機をかけたり、表面を拭いたりしていても、イスの繊維内部まで汚れを取り除くことは簡単ではありません。
長期間クリーニングをしていないイスほど、さまざまな汚れが重なっている可能性があります。
座面と背もたれでは
汚れ方が違う?
オフィスチェアの汚れは、座面と背もたれで同じように付着するわけではありません。
それぞれ使用方法が違うため、汚れの付き方にも特徴があります。
座面に付きやすい汚れ
座面は体重が直接かかる場所なので、イスの中でも特に汚れが蓄積しやすい部分です。
- 汗や皮脂
- 衣類から出る細かな繊維
- ホコリやゴミ
- 飲み物などによるシミ
長時間使用するオフィスチェアでは、座る・立つという動作が繰り返されることで、表面の汚れが繊維の中へ入り込み、黒ずみとして目立ってくることがあります。
背もたれに付きやすい汚れ
背もたれは、背中や衣類が長時間触れる部分です。
汗や皮脂のほか、衣類との摩擦による汚れなどが付着し、特に背中が触れる部分を中心に黒ずみやくすみが目立つことがあります。
また、イスによっては背もたれの上部を手でつかんで移動させることもあるため、手垢などによる汚れが付着する場合もあります。
黒いイスでも汚れは蓄積します
「イスが黒色だから汚れが目立たない」と思われることもありますが、黒い生地でも汚れは少しずつ蓄積しています。
光の当たり方によって白っぽく見えたり、部分的にテカリが出たりする場合は、表面に皮脂やホコリなどが蓄積している可能性があります。
店長の見解
オフィスのイスは、毎日使っているからこそ汚れに気づきにくいものです。
特に「少し黒ずんできたかな?」という程度の段階では、まだ使用できるため、そのまま使い続けるケースも多いと思います。
ただ、イスの汚れは一度付着して終わりではなく、毎日の使用によって少しずつ重なっていきます。気づいたときには、座面だけでなく背もたれまで全体的にくすんでいることもあります。
買い替えるほどではないけれど、見た目の汚れが気になるという場合は、クリーニングによって一度リセットしてみるのも一つの方法だと考えています。
なぜ拭くだけでは
落ちにくい?
イスの黒ずみが気になったとき、「濡れた布で拭けばきれいになるのでは?」と考える方も多いと思います。
しかし、布張りのイスに付着した汚れは、表面だけに付いているとは限りません。
汚れが繊維の中に入り込んでいる
長期間使用したイスでは、汗や皮脂、ホコリなどが繊維の中に入り込んでいます。
表面を軽く拭いただけでは、こうした内部の汚れまで十分に取り除くことは難しく、黒ずみが残ってしまうことがあります。
強くこすると生地を傷めることも
汚れを落とそうとして強くこすると、イスの生地によっては毛羽立ちや色ムラなどが発生する可能性があります。
また、使用する洗剤や水分量が素材に合っていない場合、シミや変色などにつながることもあります。
素材によって適した方法が違う
オフィスチェアには、布張りだけでなく、ビニールレザーや合成皮革など、さまざまな素材が使われています。
そのため、同じ方法ですべてのイスを掃除できるわけではありません。
汚れの種類だけでなく、生地や素材の状態を確認したうえで、適した方法でクリーニングすることが大切です。
イスのクリーニングを
検討する目安
イスの汚れが気になっていても、「まだ使えるから」とそのままにしてしまうことがあります。
次のような状態になってきたら、一度クリーニングを検討してみてもよいでしょう。
座面の黒ずみが目立ってきた
座面の中央部分や手前側など、よく使用する場所だけ黒ずんでいる場合は、日常の使用による汚れが蓄積している可能性があります。
背もたれにくすみや汚れがある
背中が触れる部分を中心に色が変わってきた場合は、汗や皮脂、衣類からの汚れなどが蓄積している可能性があります。
拭き掃除をしても改善しない
表面を拭いても黒ずみやくすみが残る場合は、繊維の内部まで汚れが入り込んでいることがあります。
イスの買い替えを検討している
イスそのものに大きな破損がなく、汚れや見た目だけが気になっているのであれば、買い替えの前にクリーニングを検討する方法もあります。
特にオフィスでイスをまとめて使用している場合、すべてを買い替えるよりも、クリーニングによって現在使用しているイスを継続して使える可能性があります。
まとめ
オフィスのイスが黒ずむ原因は、汗や皮脂、衣類から出る細かな繊維、ホコリ、飲み物など、毎日の使用によって少しずつ蓄積する汚れです。
特に座面は汗や皮脂などが蓄積しやすく、背もたれは背中や衣類との接触による汚れが目立ちやすい場所です。
長期間使用しているイスは、表面を拭くだけでは取り除きにくい汚れが繊維の中に入り込んでいることがあります。強くこすったり、素材に合わない洗剤を使用したりすると、生地を傷める可能性もあるため注意が必要です。
「座面の黒ずみが気になる」「背もたれがくすんできた」「拭いてもきれいにならない」といった場合は、イス・ソファクリーニングを検討してみてはいかがでしょうか。
孝英ハウスでは、オフィス・店舗・クリニックなどのイス・ソファクリーニングを承っております。現在使用しているイスをできるだけ長く使いたい、買い替える前に一度きれいにしたいという場合も、お気軽にご相談ください。